一戸建てに住んでいると良い面もありますが、望まないトラブルが発生する場合もあります。
今回はコウモリが家の24時間換気の配管に住み着いてしまいその対応に追われた出来事を書いていきたいと思います。
24時間換気システムや換気口・通気口からの獣臭・アンモニア臭
お盆休みで暑い日が続いていた中、妻が
「二階の廊下がなんか臭わない?」
と言われて確かに変な臭いがするということで数年前に故障してたいして使わないから止めたままにしていた24時間換気システムを清掃したところ・・・
ネジを外してフィルターを引き出そうとしたところ大量の黒い細かいものががドサッと落ちてきました(汗)
何が起きた?
と焦って側に用意していた掃除機で掃除しようとしたところ奥の方から何か黒いものが這い出してきたのです。
そして
バタバタッ!!
まずは2匹が飛び出し焦ってワタワタしているうちに更に3匹が飛び出してきました。
いきなり5匹のコウモリが家の中を飛び回る大惨事が発生したのです。
あわてて虫取り網を妻に持ってきてもらいまずは家の中を飛び回っているコウモリをどうにか捕まえ家の外に出し、その後に24時間換気の周りに落下したフンの掃除と24時間換気のフィルター等についたフンを清掃し、とりあえず蓋を閉じて応急処置が完了しました。
家にコウモリがいた時の対処方法・手順
業者に頼まないといけないなとは思いつつネットでコウモリ駆除に関して調べてみたところ、コウモリ駆除でやらなくてはいけないことは
・コウモリの追い出し
・侵入経路の封鎖
・糞の清掃
・消毒
という工程が必要になります。
ネットで自分でやったという記事も一部ありましたが、だいたい小さな換気口一箇所で範囲も壁の厚さくらいの範囲とかを掃除したような話だったので、うちのような24時間換気装置の場所まで3〜4mにわたる換気の管を行き来しているのとは明らかに規模が違います。
また、コウモリの出入り口となっていると思われる換気口の位置が二階の天井近くの高さとなるので、どうやっても個人がハシゴで登るには無茶な高さになります。
そのため、ほとんどの作業が個人でやるのは無理なことと判断しすぐに何処の業者に相談すれば良いかを調べました。
ネットで調べるのも良いですが、そのエリアで対応可能なおすすめ業者を紹介してくれる以下のような場所で害獣、害鳥駆除の問い合わせでコウモリ駆除について相談すれば対応してくれます。
うちの場合は3社に見積をとって15~20万の間でそれぞれの業者から見積をもらい、15万でかつ話をして頼りになるなと感じた業者さんに依頼することになりました。
最初はもっと安く済むんじゃないかと思っていたのですが、追い出し作業・侵入防止・フンの清掃・消毒・2階での2人作業ということで痛い出費ですが今後の安心のためにしょうがない出費ですね。
やはり、コロナでコウモリに対して警戒度が上がっている中では専門業者による再発防止のための侵入経路の封鎖と清掃・消毒作業までしっかりとやってもらわないと不安が残りますよね。
実際に現地見積もりを2社でとったところ、同様な作業内容で5万円近くの差があったので、具体的な作業毎にいくらでやってくれるのかをしっかりと把握して決めるのが大事なことだと思います。
急いで駆除してほしい気持ちもわかりますが、安心して任せられる業者を選ぶためにも2社は現地確認してもらって無料見積をとった方が良いと思います。
窓のサン、サッシ、ベランダ、外壁まわりの黒い糞
コウモリ駆除のために2箇所の業者に現地確認と無料見積をしてもらったところ両方の業者から衝撃の事実を告げられました。
「これは蝙蝠が住み始めてから3年くらいは経っていますね」
そうです。我が家はコウモリに入られたまま3年以上か経っていた可能性が高いのです。
コウモリが24時間換気システムのところまで来ていて5匹が飛び出して来たという状況からみても、コウモリ侵入からそのくらいの期間が経っているとのことでした。
家の外から外壁チェックをしている際に
「これもアブラコウモリのフンですね。これと同じフンを数年前からみたことありませんか?」
と聞かれ、確かに何年か前から同じ箇所にフンがあり、小さいフンなので多分蛾の幼虫のフンとかかなと思ってスルーしていたのです。
業者さんも
「コウモリのフンだとわかっている人ならすぐ気が付きますが、知らない人だと虫のフンかなと思って気づけないケースの方が多いんですよね。」
ということを言っていました。
言われてみてこの窓の上を見ると、ちょうど24時間換気の排気口があり、コウモリの出入り口の真下の窓にフンが落ちていたのです。
フンは最初のうちは粘着性があるので排気口の近くに見えるようにアブラコウモリ(イエコウモリ)のフンが壁に付着して、そのうち落ちてきて下の窓のところに溜まってるんですということで、説明を聞いて今までの疑問が解消しました。
たしかにこの窓のフンは数年前から気になっていたので、そのころからコウモリが入り込んでいたということで、業者さんの入り込んでから数年経っているということが立証された感じですね(汗)
言われるまで上なんて見ませんでしたがよく見ると点々とフンがへばりついているのです。
うちの場合は窓のサンにフンが落ちていましたが、窓のサッシ、ベランダ、外壁周りにフンが落ちていることもあるとのことなので、家の外周に黒い小さなフンを見つけた場合は、コウモリの糞であることを疑ってみましょう。
よくコウモリが侵入するのが、通気口とのことなので、通気口周辺で出入りする際にフンが落ちる可能性が高いので通気口周辺の糞を見つけた場合にはコウモリを疑ってみてください。
追記 追い出した後も要注意
業者にコウモリを追い出してもらってもう安心かなと思って約半年が経ちすっかり開放されたなと思っていたのですが、二階の雨戸のサンを見てみると結構な量のコウモリの糞が積み重なっている箇所があったのです。
糞があった窓の雨戸の戸袋を見てみたのですが戸袋内にもコウモリの糞があり、どうやら追い出したコウモリがまた戻ってきて排気口から侵入出来なくなったので、壁伝いに家を探索して戸袋を見つけてそこに入り込んでしまったんだと思われます。
糞を掃除した後に対策として貼り付けタイプの忌避剤を雨戸の内側に貼り付けておいたところ、その後はコウモリの糞がなくなったので今度こそコウモリの悩みから開放されると思いたいところです。
業者にコウモリ駆除を頼んだ後に、戻ってきたコウモリが違う隙間に入り込む可能性もあるので、しばらくは用心して家のまわりの糞チェックをしておいた方が良いと思います。
にほんブログ村
パチスロランキングへ