蓄電池・太陽光の導入&住宅ローンの借り換え同時検討って勧誘を詳しく聞いてみた
こんにちは☆スロットパパさんです。
最近は数年前と比べると「太陽光発電システム導入しませんか?」という勧誘は減ってきたのかなと思います。
それもそのはずで年々太陽光発電の買い取り価格が下がってきているというのが理由の一つとしてありそうですね。
ただ、買取価格が安くなったとはいえ、太陽光パネルの性能アップと値段の低下によって導入費用は下がってきたと思うので、昔より安く導入できるので回収できなくなったわけではないと思います。
今回は実際に蓄電池の勧誘をうけて営業さんから聞いた話を書いていきます。
現在進行形の話なので何回かにわけて書くことになる予定です。(終わってから書いた方がまとめやすいと思いますがネタ的に書きやすそうだったので(;^_^A)
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蓄電池の導入と住宅ローンの借り換えの勧誘
まず完全に知らない業者からアプローチを受けたのであれば打ち合わせまですることはなかったと思います。
しかし、電話が来たのがうちに太陽光を設置してくれた会社の協力会社からの連絡ということだったので、ちょっと警戒心も緩んだのもあって「とりあえず話ぐらいは聞いてみようか」ということになりました。(念のため裏付け確認はしておかないとですね)
自分の家は、すでに太陽光パネルを導入していて5年ぐらいが経ちます。
自分が導入した時は太陽光で発電した電気の買取価格が38円で10年保証という時期でした。
買取り価格が落ち始めてる時期ではありましたが、色々な補助金があったり38円で計算すればうちの場合は8年から9年で投資を回収できて、それ以降はプラスになっていくという試算でした。
しかもパネルが多いほど投資効率も上がるってことだったのでかなり欲張って8KWhも屋根の上に載せてたりします。
一般的に太陽光を載せる家は4~5KW hとなるのが平均的らしいのでだいぶ多めですね(^_^;)
実際の金額が試算通りになっているかは細かく検証していないですが、順調に発電してトラブルもないので予定通りなのでしょう(多分w)
訪問相談当日
土曜日の昼2時からに設定した相談日当日ですが、もちろん営業さんは蓄電池を売ることが使命であるため、蓄電池を入れることでどんなメリットがあるかの説明をしてくれました。
メインの提案内容とそのメリットの説明は以下のようなものでした。
メインの提案内容ー住宅ローンの借り換え時に蓄電池、太陽光費用もまとめて借り換え
住宅ローン金利も安い状況なので現在の住宅ローンを他の銀行に借り換えて金利差で節約するとともに、今借りている太陽光ローンと、今回おすすめする蓄電池の費用をまとめて住宅ローンに一本化することでトータルで見れば節約にもなるというものでした。
その際に煩雑な手続きはコンサル会社の人が受け持つので銀行等の手続きはほとんどおまかせで上手く借り換えができるようだったらその中からコンサル費用を持つので手続きも大変じゃありませんとのことです。
蓄電池を入れることのメリットと狙い等は以下の項目を説明されました。
※あくまで営業さんが言ってたことなのですべて鵜呑みにしてよいかは確認が必要だと思います。
蓄電池を入れるメリット
これからも電気料金が上がる可能性が高い
電気代が上がっていく理由としては震災以降、原発には頼れない体勢になっているため電気代が上がってきており、これから先もじわじわと増える可能性が高いということでした。
太陽光等の再生可能エネルギーの支払いを全世帯で負担する仕組みになっているので、再生可能エネルギー分の負担も昔に比べると上がってきているとのことです。
保証期間が終わると電気の買取り価格が低くなる
太陽光で発電した電気の買取制度(10年間)の保証が終わった後は安い買取り料金になるということは当初から説明を受けていましたが、震災や予想以上の太陽光の普及の影響等で将来的に買取り価格が11円程度になってしまう可能性があるとのことでした。
そうなるとせっかく太陽光パネルで電気をつくっても安く買い叩かれてしまうので、買取り価格が安くなってしまった場合には作った電気は自分の家で消費して足りないぶんだけ東電から電気を買うのが将来的に一番効率よい運用になってくるだろうとのことです。
余剰電力の買取り価格が東電から買う値段よりも安くなってしまうと、自分の家で沢山発電しても安く買い叩かれてしまって損なのでそこが運用方法を切り替えるのに最適な分岐点になりますね。
買い取り価格が安くなったら自家発電した電気を自分の家で使う
そこで蓄電池を導入することで昼間作って余った電気を蓄電しておいて、朝晩の少し高い電気料金の時間帯にその蓄電分を使うことで、1日を通して朝~夕方の高めの電気料金時間帯に東電から電気を買わなくて良くなる仕組みを作り出せるということです。
自分で作った電気は自分で使うモードってことになります。
この仕組みでたとえ電気料金が今より上がったとしても東電から買う電気の量を減らすことができるので、東電から全て買うよりも大きな電気料金の削減をすることが可能とのことです。
さらに、今の深夜が安くなる電気料金設定という状況だとこの仕組みがよりマッチして、買うとしても深夜の安い電気料金の時間帯だけでほとんどすんでしまうという計算でした。
オール電化で「電化上手」の電気料金設定で契約できてる家はより効果が上がります。
※電化上手プランは2016年3月で新規受け付けは終了してしまいました。
高く買い取ってくれる間は電気を売り続けて安くなったら設定変更
待てよ!?
と思った方もいるかもしれません。
今は高い値段で東電が買い取ってくれているんだからそれを売らずに自分の家で使ってしまうのはもったいないんじゃないの?
という点です。
そこも問題なく運用できるようになっていて、蓄電池の設定で運用モードを途中で切り替えることが可能ということてす。
東電が高く電気を買ってくれている間は今まで同様に余剰電力は全部売り続けるモードにします。
どんなモードかというと、日中の余剰電力はこれまで同様に蓄電せずに外に出して電力会社に売るというモードです。
そして蓄電池は何をするかというと23時から7時までの一番安い時間帯に充電します(もちろん太陽は出ていないので東電から買う電気をそのまま充電で)。
そして、朝晩の太陽光発電量が使用電気量を上回れない時間帯(だいたい朝7時から9時と18時から23時)に夜に蓄電した電池を放出するのです。
それによって一日中深夜料金の電気料金で生活できるような感じになるので高い時間帯の料金を払わなくて良くなってしまうという仕組みです。(導入する蓄電池の容量にもよりますが)
上の自分の家でつくった電気を消費するモードとこの電気を売る量を変えないモードが状況によって切り替えられるので、しばらくは電気を売るモードで運用して、売電価格が買う価格よりも安くなってしまったら自分で使うモードに切り替えれば良いとのことでした。
太陽光ローンや蓄電池のローンも住宅ローンの借り換え時に組み込める
自分の家の場合は太陽光は後付けだったので住宅ローンとは別でローンを組んでいます。
支払い期間は15年にしてるのですが利子は3%くらいとられているので住宅ローンと比べると高くなってしまとのことでした。
前にカードローンの利子が高いから住宅ローンに追加して一本化できないのかな~って調べたことがあるんですが、やはり住宅だから特別に安く設定されているとのことで、関係ない費用を一本化させるのは難しいと書いてありました。
一本化が絶対に大丈夫なのかは銀行の審査を経ないとわからないので個別ケースによるところもあるんだとは思いますが、そういうプランで売り込みに来てるので実績はあるんだと思います。(実際に今の住宅ローンを契約している銀行に問い合わせたところ可能とのことでした。)
まとめてしまうことで月々の総支払い額は最初のうちは安くなるとのことで(今の太陽光ローンの支払い終了予定年度以降はちょっと高くなる計算ですが)トータルで見てもメリットはあるとのことでした。
試算結果
うちの場合はすでに三年くらい前に10年固定から変動に住宅ローンを変更してしまっていて住宅ローン事態の金利差は0.3%くらいしか下がらないため約25年間の残り期間での借り換えと蓄電池の導入効果は約20万円ということでした。
実際の値としてはそれよりも少ない可能性も大いにあるので営業さんとしても数値だけでは説得しずらい案件ですと言っていました。
電気料金が上がったりすればもっと効果は出ると思うんですがそこら辺は不確定要素なのでなんとも言えないですね。
話を聞いての感想
実際に聞いてみて蓄電池は入れても良いかもとは思いました。
しかし、よくよく資料を見直すとコンサル料金がその中で50万円もかかっていたのです。
たとえ借り換え手続きが楽になるっていってもたかだか一個人の住宅ローン借り換えの手間賃に50万は高すぎるでしょ!?
って思った訳です。
住宅ローンの借り換えで1%とか2%金利を下げられる家だったら百万以上のの借り換え&蓄電池導入メリットがあると思うので50万が気にならなくなってしまうかもしれませんが、うちみたいに借り換え自体でそこまで金利差がない場合はその手数料の割合がどうにも目立つわけです。
ってことでまだ完結していないですが結構長くなってしまったので「蓄電池の勧誘実際に聞いてみた編」はここら辺で一旦区切っておきます。
蓄電池の勧誘の電話がたまに来るけどどんな感じなのかなって疑問に思ってるかたは多分上に書いたような理論で提案してくると思うので参考になればと思います。
コンサル費用を無くすためにやってみたことはこちらの記事になるので気になるかたはこちらも読んでみてください。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
てはまた☆
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