自分の家にコウモリが浸入して居付いているなんて想像する人はほとんどいないんじゃないかなと思います。
自分も全く予期しないタイミングでコウモリが家に侵入していることを知り、慌ててどう対応すればよいのかを色々とネットで調べ、3社に見積りを依頼することで、だいたい適正な相場とやらなくてはいけない対応がわかりました。
多分、自分と同じようにコウモリを発見してしまい、あわてて対応に追われる人がほとんどだと思うので、そういったときにしっかりと複数社で見積りをとって、適正な価格でしっかりとした駆除と対策をすることの勧めについて記事にしようと思います。
廊下の異臭を感じで24時間換気を調べたらコウモリ発見
24時間換気付近から変なにおいがしたため、壊れたまま3年近く放置していた換気口を開いたところ大量のフンと蝙蝠が5匹家の中に飛び出してきました。
どうにか虫網でコウモリを捕まえて外に逃がし(鳥獣保護法により護られているので殺してはいけません)、糞の掃除が終わってからネットでコウモリ駆除のために2箇所の業者に現地確認と無料見積をしてもらったところ両方の業者から衝撃の事実を告げられました。
「これは蝙蝠が住み始めてから3年くらいは経っていますね」
そうです。我が家はコウモリに入られたまま3年以上か経っていた可能性が高いのです。
コウモリが24時間換気システムの侵入口から結構な距離のところまで来ていて、5匹が飛び出して来たという状況からみても、コウモリが最初に家に侵入してからそのくらいの期間が経っているとのことでした。
家の外から外壁チェックをしている際に
「これもアブラコウモリのフンですね。これと同じフンを数年前からみたことありませんか?」
と聞かれ、今までスルーしていた黒い糞の正体がそこでわかったのです。
業者さんも
「コウモリのフンだとわかっている人ならすぐ気が付きますが、知らない人だと虫のフンかなと思って気づけないケースの方が多いんですよね。」
ということを言っていました。
言われてみてこの窓の上を見ると、ちょうど24時間換気の排気口があり、コウモリの出入り口の真下の窓にフンが落ちていたのです。
フンは最初のうちは粘着性があるので排気口の近くに見えるようにアブラコウモリ(イエコウモリ)のフンが壁に付着して、そのうち落ちてきて下の窓のところに溜まってるんですということで、説明を聞いて今までの疑問が解消しました。
たしかにこの窓のフンは数年前から気になっていたので、そのころからコウモリが入り込んでいたということで、業者さんの入り込んでから数年経っているということが立証された感じですね(汗)
言われるまで上なんて見ませんでしたがよく見ると点々とフンがへばりついているのです。
うちの場合は窓のサンにフンが落ちていましたが、窓のサッシ、ベランダ、外壁周りにフンが落ちていることもあるとのことなので、家の外周に黒い小さなフンを見つけた場合は、コウモリの糞であることを疑ってみましょう。
よくコウモリが侵入するのが、通気口とのことなので、通気口周辺で出入りする際にフンが落ちる可能性が高いので通気口周辺の糞を見つけた場合にはコウモリを疑ってみてください。
他にも外の水道の外壁の下の部分に定期的に落ちてたフンの正体もアブラコウモリの糞ということがわかりました。
小さなところなので「なんだろう?」で流してしまいがちですが注意してたまにチェックしないとですね。
コウモリ駆除と侵入防止、清掃、消毒の作業でしっかり対策
業者に頼まないといけないなとは思いつつネットでコウモリ駆除に関して調べてみたところ、コウモリ駆除でやらなくてはいけないことは
・コウモリの追い出し
・侵入経路の封鎖
・糞の清掃
・消毒
という工程が必要になります。
ネットで自分でやったという記事も一部ありましたが、だいたい小さな換気口一箇所で範囲も壁の厚さくらいの範囲とかを掃除したような話だったので、うちのような24時間換気装置の場所まで3〜4mにわたる換気の管を行き来しているのとは明らかに規模が違います。
また、コウモリの出入り口となっていると思われる換気口の位置が二階の天井近くの高さとなるので、どうやっても個人がハシゴで登るには無茶な高さになります。
そのため、ほとんどの作業が個人でやるのは無理なことと判断しすぐに何処の業者に相談すれば良いかを調べました。
ネットで調べるのも良いですが、そのエリアで対応可能なおすすめ業者を紹介してくれる以下のような場所で害獣、害鳥駆除の問い合わせでコウモリ駆除について相談すれば対応してくれます。
うちの場合は3社に見積をとって15~20万の間でそれぞれの業者から見積をもらい、15万でかつ話をして頼りになるなと感じた業者さんに依頼することになりました。
最初はもっと安く済むんじゃないかと思っていたのですが、追い出し作業・侵入防止・フンの清掃・消毒・2階での2人作業ということで痛い出費ですが今後の安心のためにしょうがない出費ですね。
ネットでコウモリ駆除・害獣駆除で複数社から見積りを
やはり、コロナでコウモリに対して警戒度が上がっている中では専門業者による再発防止のための侵入経路の封鎖と清掃・消毒作業までしっかりとやってもらわないと不安が残りますよね。
実際に現地見積もりを2社でとったところ、同様な作業内容で5万円近くの差があったので、具体的な作業毎にいくらでやってくれるのかをしっかりと把握して決めるのが大事なことだと思います。
急いで駆除してほしい気持ちもわかりますが、安心して任せられる業者を選ぶためにも2社は現地確認してもらって無料見積をとった方が良いと思います。
まとめ
まさか自分の家にコウモリが居ついてしまうとは思っていませんでしたが、見積もりに来た業者さんに聞いてみると、コウモリの侵入に気づいていない家も結構な割合であるということでした。
臭いですぐに気づける人はほとんどいないので、フンに早く気づけるかが大きいですねということでしたが、上でも書いたように知ってる人じゃないと気づけないですよね。
糞で健康被害のリスクもあるのでコウモリがいたら駆除が必須だと思うので、もしコウモリが入ってしまっていたらしっかりと最低2社は現地無料見積もりをして適正価格で再発防止の対応までしてもらいましょう。
追記 追い出した後も要注意
業者にコウモリを追い出してもらってもう安心かなと思って約半年が経ちすっかり開放されたなと思っていたのですが、二階の雨戸のサンを見てみると結構な量のコウモリの糞が積み重なっている箇所があったのです。
糞があった窓の雨戸の戸袋を見てみたのですが戸袋内にもコウモリの糞があり、どうやら追い出したコウモリがまた戻ってきて排気口から侵入出来なくなったので、壁伝いに家を探索して戸袋を見つけてそこに入り込んでしまったんだと思われます。
糞を掃除した後に対策として貼り付けタイプの忌避剤を雨戸の内側に貼り付けておいたところ、その後はコウモリの糞がなくなったので今度こそコウモリの悩みから開放されると思いたいところです。
業者にコウモリ駆除を頼んだ後に、戻ってきたコウモリが違う隙間に入り込む可能性もあるので、しばらくは用心して家のまわりの糞チェックをしておいた方が良いと思います。
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