ネット通販ではクーリングオフが利かないので返品特約を要確認(特に大物家具)
こんにちは☆スロットパパさんです。
ネットが便利になって昔は店舗に行って買っていたものもネット注文してしまうことって増えてきましたよね。
うちもそこまで高い頻度ではないですが、楽天やAmazonを使って注文することがちょいちょいあります。
今日は数週間ほど前に届いた2.5人掛けソファーに関してひと騒動あったのでちょっとその時のことも触れながらネット通販の注意点についてまとめてみます。
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2.5人掛けのソファーをネット通販で買ったんですが
今年は特に配送業者が人手不足で大変だったらしく、3月初旬に注文した3万9000円の2.5人掛けソファーが約一ヶ月後の3月末にやっと我が家に到着しました。
しかし、帰宅した自分に妻が言った言葉は
「なんか足が高くて違和感があるし、思ってた色とちょっと違う」
とのこと。
座ってみると確かにちょっと今までのソファーより座面が高くて少し違和感があります。
生地はさらっとした夏用の布地ではなくちょっと暖か素材で夏場だとちょっと暑く感じるかもというものでした。
自分としては一ヶ月もかかったんだし今から返品してソファー選び直しは嫌だったんですが、妻の要望もあり返品する場合の方法を調べることとなりました。
ネット通販ではクーリングオフ制度が利かない
購入した会社のホームページと注文メールを見てみるとそこに書いてあったのは
直ちに返品・ 交換させていただきます。商品のイメージ違い、お部屋に入らない等、お客様都合による返品の際の手数料・送料に関しましてはお客様負担となっております。予めご了承の程、お願い申し上げます。またお客様都合で返品となる場合は商品の20%の手数料をいただきます。
とのこと。
えっ!?買ってから一週間ってクーリングオフ使えるんじゃないの?と思って調べてみたところ国民生活センターの質問ページでネット通販はクーリングオフの対象とならないとのことでした。
通信販売は特定商取引法上のクーリング・オフ規定がないため、クーリング・オフはできません。ウェブサイト上に表示されている“返品の可否と返品可能な場合の条件(返品特約)”をよく確認しましょう。
ということです。
ということは上で書いてあったホームページの記載に準じなくてはいけないということになります。
最初に考えていた
「思っていたイメージと違うから返品したいんですけど」
と連絡してすべてを返金してもらうことは無理になりました( ̄0 ̄;
クーリングオフ制度とは?
消費者が自宅などに不意の訪問を受けて勧誘されるなど、自らの意思がはっきりしないままに契約の申し込みをしてしまうことがあるため、消費者が頭を冷やし再考する機会を与えるために導入された制度。一定の期間内であれば違約金などの請求・説明要求を受けることなく、一方的な意思表示のみで申し込みの撤回や契約の解除ができる。投資信託など元本割れリスクのある金融商品は保険などを除いて対象外の場合が多い。変額年金は対象外とされてきたが、購入後10日間は解約手数料なしで解約できる商品が多い。法的には、一般的な無店舗販売を規定する「特定商取引に関する法律」や「割賦販売法」のほか、個別の商品、販売方法、契約等の種類ごとに「特定商品等の預託等取引契約に関する法律」、「宅地建物取引業法」、「ゴルフ場等に係る会員契約の適正化に関する法律」、「有価証券に係る投資顧問業の規制等に関する法律」、「保険業法」等で規定されている。通信販売や店頭販売では、原則としてクーリングオフ制度はないが、販売者が独自に「商品ご購入後○日以内の返品が可能(返品の送料は注文した消費者が負担)」などと制度を制定している場合がある。
-Wikipediaより-
クーリングオフ制度って自分の中で一週間以内は何でもキャンセルできるんでしょ?みたいなぼんやりとした認識だったんですが、訪問販売やその他の特定の取引において適用される制度だったんですね。
Wikipediaにも通信販売は適用外ってことが書いてあったので色々と誤認、勉強不足でした。
大物家具や家電を自費で返送するときの費用は?
ここまでの流れで無料でソファーを引き取りに来てくれるってこは無くなったので自分でソファーを返送する場合の金額を調べることとなりました。
調べる前はキャンセル料が39000×0.2=7800円で送料も5000円くらいだったらかなり痛い出費だけどギリギリ許容範囲かと思ったんですがかなり甘い認識でした。
ちょっと調べてみると大物家具は普通の配送では無理な場合が多く、引っ越し的な位置付けになるようです。
配送するとしても最初にグルグル巻きにされてたビニールははがしてしまったしでっかい段ボールに入ってきたわけではないので梱包しようがないしってことで単に送り返すのも色々と考えないといけません。
そこで出てきた選択肢の一つがヤマトホームコンビニエンスの楽々家財宅急便です。
家財一個から梱包、配送してくれるサービスです。
送らないといけない場所を調べてみるとなんと滋賀にある会社w
(やっぱり家具とか場所とる系のネット通販会社の倉庫は都心にはないですよね)
で問題のソファーのサイズ(三辺合計の長さ300~350cmクラス)を送るのにいくらくらいかかるのかを調べてみると・・・
17550円!
まぁ、よく考えたら大人一人じゃ運べないものを埼玉から滋賀まで運ぶんだからそれなりの金額になりますよね(^_^;)
ということで、返送するとしたらかかる費用は25350円となってしまうわけです。
返送費用だけで安いソファーがもう一個買えてしまうレベルってことなので、さすがに妻もあきらめてこのソファーを使っていくってことで納得してくれました。
他でも見積り取ればもう少し安くなることもあるかもしれませんが極端に安いことはないだろうということでそれ以上は探しませんでした。
選択肢として出たのはメルカリとかも考えたんですが、メルカリでも送料がネックになりそうだし、ジモティーで出品しても三万とかでは中古で買ってくれないだろうということで販売する系も断念しました。
まとめ
ソファーを返送しないで良くなったため、余計な出費が発生しなかったので今回はセーフでしたがネット通販ではクーリングオフ制度がないってことで返品特約等の注意書きは注文前にしっかり読んで把握しておかないといけませんね。
ソファーとか実際に座ってみないとわからない商品は口コミとかもよく見た上で決断しないといけないなと思います。
確かにちょっとイメージと違うからってことでしょっちゅうキャンセルがあって配送料が業者負担だったらコスト的にも成り立たなくなると思うんでしょうがないのかなと。
ネット注文は便利で安い場合も多いですがこれからは家具系はもう少し慎重にいこうかなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました☆
ではまた(^-^)/
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