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太陽光・蓄電池

太陽光パネルと蓄電池で台風・地震時の停電対策を

更新日:

停電時 太陽光 蓄電池

太陽光パネルと蓄電池で台風・地震時の停電対策を

 

こんにちは☆スロットパパさんです。

 

台風15号は関東にも大きな影響が出たので改めて天災の怖さを感じますよね。

 

うちは去年の台風でアンテナが曲がってしまって修理という事態になってしまいましたが、今回はどうにか大丈夫でした。

 

しかし、二年連続で結構な規模の台風が関東に直撃してるので、これから先も大丈夫なのか不安になってしまいます。

 

そして、一番影響を受けた千葉では何日にも渡る停電状態ということでライフラインの確保を出来るだけしておかないとなと痛感しました。

 

そこで当初は単に投資的な感じで設置した太陽光と、最近になって設置した蓄電池ですが、もしもの時はかなり頼もしい設備となりそうなので具体的な停電時の利用方法等書いていきたいと思います。

 

家が直接のダメージを受けなくて設備が故障しなければ、今回のような停電状態でも安定した生活を送れる可能性が高いので、改めて太陽光と蓄電池に注目が集まりそうですね。

 

 

【住宅用太陽光発電】ソーラーパートナーズ



 

[toc]

 

太陽光パネルのみと太陽光パネル&蓄電池では停電時の快適さが大違い

太陽光だけを設置している家、太陽光+蓄電池を設置している家とがあるかと思いますが、停電時にできることというのは大きく違ってきます。(少なくともうちが設置した設備では)

 

なんとなく

 

「太陽光パネルなら昼間は使えて蓄電池もあると夜も使えるのかな?」

 

とイメージしそうですが太陽光パネルのみではかなり制限があるのです。

 

 

太陽光パネルのみの停電時の利用方法とできること

太陽光発電

太陽光パネルは屋根の上に設置する太陽光パネルと、太陽光パネルで作った電気を外に流すためのパワコンがあります。

 

太陽光パネルで作った電気は料金システム的には家庭用であれば余剰分を東電に売る事ができるというものですが、電気自体を家の家電に送っているわけではないのです。

 

そのため、停電時にできることはパワコンの設定を切り替えて、太陽光パネルで作った電気をパワコンに設置されているコンセントからとれるようにすることだけなのです。

 

そのため、停電時にできることは、太陽光パネルが発電している日中のみにそのコンセントから電気を取得できるいうことだけなので、電機は使えるもののかなりの制限がかかってしまいます。

 

そのコンセントも1500Wまでとなっているのでなんでも使えるというわけではなく、ドライヤー等の最初に大きな負荷のかかる家電だと1500W以内と書かれているものでも上手く動かないことがあるということです。

 

そのため停電時でもリビングの家電を動かすということはできないので電気が欲しいものだけパワコンのコンセントから使うというイメージになります。

 

太陽光パネルのみでできる停電時の対策としては

 

・パワコンからのコンセントが日中のみ使用可能

 

となるのでスマホの充電とかはできると思います。

 

その他の家電も1500W内なら使えるのですがパワコンのある場所だけで使うというのは不便なので、リビングまで伸ばすことができる延長コードを準備しておくのが良い気がしますね。

 

延長コードをリビングまで伸ばすようにすれば日中だけなら冷蔵庫に電気を送ることで冷蔵庫を日中動かすこともできるのではないかなと思います。

 

他にはホットプレート等も使えるかもしれませんが、調べたものでは1300Wと書かれていたのでギリギリなのかもしれません。

 

太陽光パネル+蓄電池で停電時にできること

太陽光蓄電池システム

太陽光パネル+蓄電池となった場合に停電時にできることは一気に増えます。

 

蓄電池の種類にもよって変わってくるのですが、

 

・特定のエリア(リビングへの電気等)にのみ通電する

・家全体に通電する

 

というパターンがあります。

 

自分の家の蓄電池は9.8kwのオムロン製で停電時の仕様としてはリビングの電気に通電するようになっています。

 

もちろん家全体に電気が通じるような大容量の蓄電池を入れれば停電時でも快適な生活を送れると思うのですが、その分値段も高くなってくるので、何を求めて費用はいくらまで大丈夫かによっても選択肢が変わってくるかと思います。

 

うちの場合は蓄電池導入のメインの目的としては

 

・太陽光の10年間の買取保障が過ぎた後の発電を有効に家で使うため

・停電時でもリビング機能だけは維持する

 

ということで9.8Kwの蓄電池を導入しました。

 

太陽光パネル+蓄電池とすることで、大規模停電が1週間以上続いたとしても安心の生活環境を自分の家で作り出すことができます。

 

台風や地震で停電となってしまうことは先々10年、20年を考えたときに遭遇してしまう確率はかなりあると思うので、その対策として太陽光+蓄電池で備えをしておくことも検討する価値は大いにありだと思います。

 

上り続ける電気料金対策+停電時対策

停電時の対策としてだけ蓄電池を考えるのは無いと思うのですが、太陽光パネル+蓄電池を導入することで目の前の10年だけでな10年以降に大きな得をするための投資として考えるのが良いのかなというのが、太陽光・蓄電池の導入をする際に営業さんからいろいろな話を聞いた上での感想です。

 

10年買取保障制度があるときは、買い取り額が高い時期に契約できた人は大きな利益を得ることができる条件だったと思いますが、現在は買い取り額もどんどん安くなっていて大きな得はできないかもしれません。

 

しかし、設備導入費用は昔に比べて大幅に安くなっているので今契約してもコストの回収は十分できる条件だと思うので10年でコストを回収して、10年以降に大幅に電気料金を節約するための投資として太陽光+蓄電池を考えるのは良いのではないかなと思います。

 

長い目で見たら大きな得をできる上に、導入すれば即停電時の対策となると考えれば200万、300万の投資といっても価値のあるものだと思います。

 

更に、導入費用だけを見れば高いと感じますが、太陽光システムは導入によって月々の電気料金を下げることができるので単純に負担が増えるだけでなく、電気料金の出費を減らせることができるので、実際の生活をする際に急に負担が大きくなったなと感じることはあまりありません。

 

太陽光パネルでの売電金額が月によって変わるので太陽光導入前よりも安くなる月もあれば高くなる月もありますが、ならせばそんなに変わらない負担で長い目で見れば電気代の大幅削減もできるもので、更に停電時の安心も付加できるとなると太陽光&蓄電池というのはこれから先の時代にお役立ち設備なのではないかなと思います。

 

 

蓄電池の仕組みは?モード切り替えでお得な運用

蓄電池と聞くと

 

「固定買取制度終了で余剰電力の買取価格が安くなったら、太陽光で発電して余った電気を貯めておくんでしょ?」

 

といったイメージくらいの人が多いんじゃないかなと思いますがそれだけの使い方じゃないんです。

 

自分もそう思ってたので、10年経って売電料金が安くなってから導入考えれば良いかなって考えを持っていました。

 

しょっちゅう蓄電池の勧誘は来ているみたいですが最初に蓄電池の話を聞いたのはうちに太陽光を載せてくれた会社の関連会社からでした。(あんまり無下にもできないなってのもあって)

 

固定買取期間中は夜間電力を蓄電

ちょっと文章だけだとイメージつきづらいと思いますので蓄電池の説明書に分かりやすい説明があったのでそちらを添付します。

 

蓄電池夜間電力蓄電モード

蓄電池 夜間電力蓄電モード

このように夜間電力を蓄電するモードでは昼間に余った電力は今まで通り東電に買い取ってもらってバリバリ売電するので、売電収入が下がるということはありません。

 

いつ蓄電するのかというと夜の23時を過ぎて夜間電気料金が一番安くなっている時間になったらせっせと充電を開始するのです。

 

そこで貯めた電気は朝の少しの時間と夕方以降の太陽光の自家発電が無くなってからの時間帯で蓄電した電気を使い出します。

 

その効果を出すための前提としては昼の電気料金が高く夜の電気料金が安く設定されているプランで電力会社と契約してる必要があります。(オール電化家庭や太陽光を導入してる家庭はそうなってるケースが多いかと思います)

 

賢い(ズルい?)システムな気もしますが、オール電化&ガッツリ太陽光設置の我が家からするとありがたいシステムです。

 

このモードで節約できるのは朝夕の電気料金を深夜料金と同じ料金で利用できるってところで電気料金節約効果が出てきます。

 

この仕組みがあるから太陽光の固定買取制度が終了する前に蓄電池をいれてもしっかりと節約効果が出せるのです。

 

固定買取期間終了後は太陽光の余剰電力を蓄電

そして、太陽光の固定買取期間終了後に設定するのがこちらのモードです。

蓄電池 余剰電力蓄電モード

蓄電池 余剰電力蓄電モード

固定買取期間が終了した後に切り替えるモードがこちらです。

 

余剰電力蓄電モードでは昼間に太陽光で発電して余った電気を蓄電池に充電する事になります。

 

蓄電池が満タンになった後にまだ余剰電力があったらその分は電力会社に売電するということで充電する時間が昼間になります。

 

そして夕方以降の電気は太陽光で蓄電した電気を使って使いきったらまた次の朝まで待機となりますね。

 

停電時は停電モード

蓄電池の用途として停電時の非常用電源にもなるというのも大事な役割です。

 

東日本大震災の時は停電で多くの家庭が不安な状況を過ごしましたよね。

 

昔に比べると圧倒的に少なくなった気はしますがいつ起こるかがわからないのが停電です。

 

蓄電池の設定や容量にもよるのかと思いますが、うちの蓄電池は停電時にリビングに電気を供給してくれるようになっています。

 

何が困るかっていうと冷蔵庫の中身がダメになるとかってところが大きいかと思うので、リビングが普通に過ごせる環境になるなら安心感は大きいですよね。

 

周りが停電で真っ暗になってるのに家中電気がついてるのもなんか申し訳ないですしね(汗)

 

 

 

どのメーカーの太陽光パネル・蓄電池を入れるかの検討が必要

太陽光メーカー

太陽光パネルや蓄電池の話を受ける場合は太陽光パネルメーカーではなく設置業者からになると思います。

 

そうすると

 

「うちは○○のメーカーの太陽光パネル・蓄電池を安く設置できます。」

 

とか

 

「うちの扱いは○○と□□になります。」

 

といった感じで扱うメーカーが限られている業者とどこのメーカーも取り扱いしているという業者がいたりします。

 

もちろんどこで設置してもらうかは大事ですが、どこのメーカーの太陽光パネル・蓄電池を設置するかも長く付き合う設備を選ぶ上では重要になってきます。

 

太陽光パネルにもメーカーによって特色があり、

 

・曇りとか雪で天気が悪くても発電しやすい

・発電効率が高い

・三角の形状の屋根にも対応

・とにかく安い

 

等、意外とメーカーによって差があるとのことでした。

 

自分はその当時の情報で「天気が悪くても発電しやすくて発電効率も高いが値段も高めのパナソニック」か「発電効率が一番高い東芝」で悩んだのですが、最終的には東芝制の太陽光を設置することを決めて、東芝のパネルを設置できる設置業者をネットで探すことにしました。

 

蓄電池に関しても電気容量や大きさ等、太陽光パネルほど検討事項は多くはないですが、メーカーによる違いがあります。

 

複数社からの見積りは大事

 

最初にイオンの特設会場で話をした会社に一回家に来てもらって2時間ほどの打ち合わせをして、太陽光を導入したいという気持ちにはなったのですが、即決はせずに複数業者の見積りを取るべくネットで業者探しをしました。

 

おすすめのパターンとしてはまず一社説明を聞いてみて、しっかり太陽光の知識をインプットしてからサーチをして一番有力な業者を探すのが良いと思います。

 

基本夫婦で話を聞くことになるし、説明時間も少なくとも2時間なので、何件も話を聞くのは大変ですからね(汗)

 

そして探した

 

「ネットの評判も良く値段も安い」

 

という業者に連絡を入れて話を聞いてそこで決定となりました。

 

実際に比較した結果、最初に見積りを取った業者から1割~2割安く設置することができ投資回収予定も10年→8~9年となったので見積りを取って決めて良かったと思います。(最初の業者さんごめんなさい!)

 

蓄電池に関しても一社目で知識をインプットした上で2社目で決定したので、相場や条件を知るためにも2社以上での見積りや相談することをおすすめします。

 

 

【住宅用太陽光発電】ソーラーパートナーズ



 

太陽光の固定買取制度はどうなる?2019年問題って?

2019年問題という言葉を最近ネットで見たという人が結構いるのではないかなと思います。

 

パッと見の記事タイトルだと「太陽光の買い取りが終わっちゃうの?」と思いたくなるようなタイトルがつけられている記事が多いのですが、そんな極端なことでは無いので安心してください。

 

自分も会社の人から

 

「太陽光の買い取り終わっちゃうってニュースあったけど大丈夫?(ざま~見ろw)」

 

って感じで聞かれて少し焦りましたが、調べてみると

 

10年固定の買い取り制度がスタートしたのが2009年からなので、最初に申し込んだ人の買い取り保証期間が終わって10年以降は新しい金額になる

 

ということです。

 

新しく設定される買い取り金額は確実に安くなることは現在の新しく契約する人の金額を見ても明らかで、現在の基準よりも安く設定される可能性が高いと言われていて、噂では10円円以下になるかもという話をよく目にします。

 

太陽光を普及させるために当初は高かった導入費用を相殺するために、複数の補助金や当初の高い買い取り金額というものがあったので、10年の期間が終わって投資分は回収し終わったとみなされて安くなるのはしょうがないことではあると思います。

 

残念な気持ちはありますが、そこは割りきって考えないとですね。

 

 

設置コストも下がったから今導入でもペイできる可能性十分あり

どんどん安くなる太陽光発電の買い取り価格をみると、今からいれても効果無いんじゃないの?と思う人は多いと思います。

 

確かに当初の「アクシデントがなければほぼ安定して稼げる」という時期と比べると不利にはなっていると思いますが、まだ導入価値はありますというのが、この前聞いた蓄電池業者さんの言葉としてありました。

 

屋根の向きや大きさ、何KWのパネルにするか、エコキュートや電気料金プラン等、地域といった様々な要因でペイできるか、何年で回収できるのか等が変わってくると思うので、そこら辺は実際に業者さんに詳しいシミュレーションをしてもらって確認するのが良いと思います。

 

業者さんも条件が悪い人にはすすめないと言っていたので、自分の家に導入したら有効なのか、もしくは入れない方が良いのかを知っておくというのは、太陽光を導入する・しないに関わらず聞いておく価値ありだと思います。

蓄電池を導入するのに良いタイミングはいつ?固定価格買取制度終了時より前倒しで導入した理由を説明(体験談)

まとめ

今までは関東に台風が強い勢力で直撃するということは少なかったですが、昨年、今年と二回も大きな台風が来ているのでこれから先も大きな台風が来てしまう可能性は排除できないと思います。

 

今回千葉を中心に大規模停電が長期に渡って続いていて、家は何も損傷無いのに電気が使えないという家庭もたくさんあることでしょう。

 

そんなときに太陽光パネル&蓄電池で電力を確保できたら停電時の安心感は全く違うものになるはずです。

 

自分達だけでなく近くの親戚や近所の人を助けることもできるかもしれません。

 

夏や冬ならエアコンで快適な環境を提供したり、スマホの充電をさせてあげたりと電気が自由に使えるだけで多くの事ができます。

 

長い目で見ての電気代の削減として太陽光パネル・蓄電池を検討する人は多いと思いますが、停電時の保険も兼ねての検討もこれからの時代は重要な検討要素になると思います。

 

太陽光パネル自体や蓄電池は長く持つ製品なので早く導入すればそれだけ節約効果も期待できるシステムなので、具体的に自分の家に設置した場合のシミュレーションと停電時にできることの確認等実際に業者さんに聞いてみる価値はおおいに有だと思うので、ちょっとでも気になったら一回近くの評判が良い業者から説明を聞いてみてください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました☆

 

ではまた(^-^)/

 

【住宅用太陽光発電】ソーラーパートナーズ



 

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