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太陽光・蓄電池

太陽光と蓄電池で固定買取制度終了後も終了前もお得に運用(仕組みを解説)

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太陽光発電

太陽光と蓄電池で固定買取制度終了後も終了前もお得に運用(仕組みを解説)

こんにちは☆スロットパパさんです。

今太陽光発電だけ入れていて蓄電池をどうしようか悩んだ事がある人、これから家を建てるから太陽光と蓄電池両方入れようか悩んでる人というのは一定数いるのではないかと思います。

うちは新築時点では太陽光は積んでいなく、6年くらい前にイオンで太陽光の特設会場を設けているところ(よく風船配ってるやつ)で一回話を聞いたのがきっかけです。

そこから、太陽光を後付けし、最近になって蓄電池を設置しました。

太陽光の時は2社から説明聞いてそれぞれ2時間×2回で計8時間くらい、蓄電池の時は2社からそれぞれ3時間くらいで計6時間くらいを聞いたのと、合わせて自分でも調べたりもしたので結構詳しくなったと思います。

今回は

営業さんの話を聞くのはめんどくさいけど、太陽光とか蓄電池って実際どんなものなのかは気になる

という人も一定数いるだろうということで、太陽光と蓄電池をどういう判断基準で選んだかを、それぞれの仕組みを説明しつつ書いてみようと思います。

【住宅用太陽光発電】ソーラーパートナーズ



 

[toc]

再生可能エネルギーの固定価格買取制度とは

太陽光発電で作った電気を売るにあたって、まず前提としてあるのが「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」となります。

制度の内容としては

「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」は、再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が一定価格で一定期間買い取ることを国が約束する制度です。電力会社が買い取る費用の一部を電気をご利用の皆様から賦課金という形で集め、今はまだコストの高い再生可能エネルギーの導入を支えていきます。この制度により、発電設備の高い建設コストも回収の見通しが立ちやすくなり、より普及が進みます。

~経済産業省HPより~

ということで、ざっくりとまとめると

再生可能エネルギーを導入する際のコストを回収するために、作った電気は一定期間、一定金額で購入しますよ

といった内容になります。

その中で一般家庭で導入可能なシステムとして、太陽光発電があります。

太陽光については家庭用(10KW未満)産業用(10KW以上)で、買取金額や買取期間が異なりますが、この記事では家庭用(10KW未満)の10年固定の買取についてを中心に書いていきます。

太陽光発電(家庭用:余剰電力買取)の売電の仕組みは

太陽光発電の(家庭用)は10KW未満の設備に対して区分となり、余剰電力を買い取る仕組みとなります。

家庭用で屋根の上に乗せるとなるとこのくらいが限界の量となると思います。

それ以上の規模の10KW以上については畑を潰したり等して広い土地で太陽光発電を行うという人が対象になってくると思います。

10KW以上は全量買い取り制度で売電することととなり、ルールが変わってきます。

高い値段で買ってくれるなら全量買ってほしいとは思いますが、家庭用の余剰電力買取の仕組みとしてはそうなっていなく、太陽光で発電して余った分があったら電力会社が買ってくれる仕組みとなっています。

具体的には昼間の太陽が出ている時間帯で発電をすることになるのですが、自分の家で電気を使う分については太陽光発電で発電した電気相当を使うこととなり、家で使う分以上に発電した電気が余った場合は、余った分だけを電気会社が買ってくれるというものになります。

ということで沢山発電しても、夏の昼間に家でクーラーをガンガンにかけていたりすると頑張って発電しても家で消費してしまうので思ったほど売電金額が上がらなかったりということがあります。

あとは真夏で暑すぎると発電効率が少し落ちるとも言われてるので以外と5月とかが売電料金が高くなったりします。

10KW未満の固定買取期間としては10年ということになります。

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太陽光を入れることでどう節約する?

まずうちが太陽光を入れた目的なのですが「環境のため」って崇高な目的ではなく、「太陽光で得をしたい」というのが目的でした。

いつ導入したのかというと、2013年になるのでもう6年も経っています。

その当時は国も自治体も太陽光を推進しようという時期で補助金もあったり、買取価格も今より高い値段だったので色々と優遇されてた時期だったなと思います。

太陽光をつけた理由も8年くらいで設置費用相当を回収できるということと、月々の電気代の支払いのトータル(電気代+太陽光ローン-売電金額)も安くなるということで、設置して損はしなそうだなということで、太陽光を導入することとしました。

ざっくりとしたイメージで説明すると次のようになります。(2013年の時に聞いた話)

・太陽光導入前(オール電化)

光熱費 マイナス2万円(平均)

・太陽光導入後

光熱費 マイナス1万5千円(昼間使う電気料金は太陽光発電で相殺されるので昼間の電気料金が安くなる)

太陽光ローン マイナス2万円

太陽光発電売電料金 プラス2万円(平均)

といったイメージで概算ですがこんな感じとなり、太陽光を導入する前から比べると出費が増えるのかと思ったら、逆に得してしまうという試算だったのです。(うちの場合は9年くらいで設備費用相当を回収できる予定と聞いていました)

月々のトータル支払いが太陽光を入れる前よりも入れた後の方が得になるって聞いたらやる価値あるなと思いますよね。

(ただし、太陽光パネルのメーカー、オール電化か否か、電気料金プラン、設置規模、地域、周りに高い建物があるか等の周辺環境等、様々な要因で差が出てくるので誰でもプラスになるというものではないです。)

ということでうちの場合は屋根の形状も長方形エリアが多かったのもあって南東方向と北西方向(真南を向いていないので)の屋根にフルに設置して8KWというかなり欲張った量の太陽光パネルを設置しました。(約300万円のローンw)

話を聞くまでは、お金に余裕がある人がやるのが太陽光発電で、自分のような貯金も全く無い家庭には縁遠い話かなと思っていたのですが、実際に聞いてみると負担が増えるわけでもなく、約9年で投資分の費用は売電収入と日中の節約分で回収できるとのことでした。

それならばということで太陽光を導入しようということになりました。

実際に導入して6年ですがだいたい想定通りの発電をできていて順調に運用できています。

ただ、季節によっても結構使用電気量と発電量が変動するので月々の変化は思ったよりありますね。

ちなみに5月は晴れも多くエアコンも使わなかったため電気料金の支払いが12000円で太陽光収入は32000円でした。(太陽光ローンが2万円なので5月だけで見ると光熱費関係は0円で過ごせたってことになります♪)

2019年問題って?固定買取制度期間が終わった後は?

2019年問題という言葉を最近ネットで見たという人が結構いるのではないかなと思います。

パッと見の記事タイトルだと「太陽光の買い取りが終わっちゃうの?」と思いたくなるようなタイトルがつけられている記事が多いのですが、そんな極端なことでは無いので安心してください。

自分も会社の人から

「太陽光の買い取り終わっちゃうってニュースあったけど大丈夫?(ざま~見ろw)」

って感じで聞かれて少し焦りましたが、調べてみると

10年固定の買い取り制度がスタートしたのが2009年からなので、最初に申し込んだ人の買い取り保証期間が終わって10年以降は新しい金額になる

ということです。

新しく設定される買い取り金額は確実に安くなることは現在の新しく契約する人の金額を見ても明らかで、現在の基準よりも安く設定される可能性が高いと言われていて、噂では10円未満になるかもという話をよく目にします。

太陽光を普及させるために当初は高かった導入費用を相殺するために、複数の補助金や当初の高い買い取り金額というものがあったので、10年の期間が終わって投資分は回収し終わったとみなされて安くなるのはしょうがないことではあると思います。

残念な気持ちはありますが、そこは割りきって考えないとですね。

固定買取期間終了後は余剰電力買取料金は激減は必至 そこで役立つのが蓄電池

上でも述べたように2019年問題は10年経過した人にとって影響があるというものなので、うちの場合は後4年したら買取料金が下がることになります。

「10年で設備費用は回収できるし、昼間の電気料金は安くできるのは続くから気持ち程度で買い取ってくれれば良いか」

という人もいるかも知れないですが、

「せっかく多くの電気を作っても激安の値段で売るしかないのは納得できない!」

という人も多くいることでしょう。

うちの場合は普通以上の規模の8KWで太陽光を設置してるので、どうにかしたいという気持ちは大きくなります。

そこで、検討する必要があるかなということで検討しだしたのが蓄電池です。

蓄電池に関しては2社から話を聞いて2社目に決めて先月蓄電池を導入しました。

蓄電池の仕組みは?モード切り替えでお得な運用

蓄電池と聞くと

「固定買取制度終了で余剰電力の買取価格が安くなったら、太陽光で発電して余った電気を貯めておくんでしょ?」

といったイメージくらいの人が多いんじゃないかなと思いますがそれだけの使い方じゃないんです。

自分もそう思ってたので、10年経って売電料金が安くなってから導入考えれば良いかなって考えを持っていました。

しょっちゅう蓄電池の勧誘は来ているみたいですが最初に蓄電池の話を聞いたのはうちに太陽光を載せてくれた会社の関連会社からでした。(あんまり無下にもできないなってのもあって)

固定買取期間中は夜間電力を蓄電

ちょっと文章だけだとイメージつきづらいと思いますので蓄電池の説明書に分かりやすい説明があったのでそちらを添付します。

蓄電池夜間電力蓄電モード

蓄電池 夜間電力蓄電モード

このように夜間電力を蓄電するモードでは昼間に余った電力は今まで通り東電に買い取ってもらってバリバリ売電するので、売電収入が下がるということはありません。

いつ蓄電するのかというと夜の23時を過ぎて夜間電気料金が一番安くなっている時間になったらせっせと充電を開始するのです。

そこで貯めた電気は朝の少しの時間と夕方以降の太陽光の自家発電が無くなってからの時間帯で蓄電した電気を使い出します。

その効果を出すための前提としては昼の電気料金が高く夜の電気料金が安く設定されているプランで電力会社と契約してる必要があります。(オール電化家庭や太陽光を導入してる家庭はそうなってるケースが多いかと思います)

賢い(ズルい?)システムな気もしますが、オール電化&ガッツリ太陽光設置の我が家からするとありがたいシステムです。

このモードで節約できるのは朝夕の電気料金を深夜料金と同じ料金で利用できるってところで電気料金節約効果が出てきます。

この仕組みがあるから太陽光の固定買取制度が終了する前に蓄電池をいれてもしっかりと節約効果が出せるのです。

固定買取期間終了後は太陽光の余剰電力を蓄電

そして、太陽光の固定買取期間終了後に設定するのがこちらのモードです。

蓄電池 余剰電力蓄電モード

蓄電池 余剰電力蓄電モード

固定買取期間が終了した後に切り替えるモードがこちらです。

余剰電力蓄電モードでは昼間に太陽光で発電して余った電気を蓄電池に充電する事になります。

蓄電池が満タンになった後にまだ余剰電力があったらその分は電力会社に売電するということで充電する時間が昼間になります。

そして夕方以降の電気は太陽光で蓄電した電気を使って使いきったらまた次の朝まで待機となりますね。

停電時は停電モード

蓄電池の用途として停電時の非常用電源にもなるというのも大事な役割です。

東日本大震災の時は停電で多くの家庭が不安な状況を過ごしましたよね。

昔に比べると圧倒的に少なくなった気はしますがいつ起こるかがわからないのが停電です。

蓄電池の設定や容量にもよるのかと思いますが、うちの蓄電池は停電時にリビングに電気を供給してくれるようになっています。

何が困るかっていうと冷蔵庫の中身がダメになるとかってところが大きいかと思うので、リビングが普通に過ごせる環境になるなら安心感は大きいですよね。

周りが停電で真っ暗になってるのに家中電気がついてるのもなんか申し訳ないですしね(汗)

どのメーカーの太陽光パネル・蓄電池を入れるかの検討が必要

太陽光メーカー

太陽光パネルや蓄電池の話を受ける場合は太陽光パネルメーカーではなく設置業者からになると思います。

そうすると

「うちは○○のメーカーの太陽光パネル・蓄電池を安く設置できます。」

とか

「うちの扱いは○○と□□になります。」

といった感じで扱うメーカーが限られている業者とどこのメーカーも取り扱いしているという業者がいたりします。

もちろんどこで設置してもらうかは大事ですが、どこのメーカーの太陽光パネル・蓄電池を設置するかも長く付き合う設備を選ぶ上では重要になってきます。

太陽光パネルにもメーカーによって特色があり、

・曇りとか雪で天気が悪くても発電しやすい

・発電効率が高い

・三角の形状の屋根にも対応

・とにかく安い

等、意外とメーカーによって差があるとのことでした。

自分はその当時の情報で「天気が悪くても発電しやすくて発電効率も高いが値段も高めのパナソニック」か「発電効率が一番高い東芝」で悩んだのですが、最終的には東芝制の太陽光を設置することを決めて、東芝のパネルを設置できる設置業者をネットで探すことにしました。

蓄電池に関しても電気容量や大きさ等、太陽光パネルほど検討事項は多くはないですが、メーカーによる違いがあります。

複数社からの見積りは大事

最初にイオンの特設会場で話をした会社に一回家に来てもらって2時間ほどの打ち合わせをして、太陽光を導入したいという気持ちにはなったのですが、即決はせずに複数業者の見積りを取るべくネットで業者探しをしました。

おすすめのパターンとしてはまず一社説明を聞いてみて、しっかり太陽光の知識をインプットしてからサーチをして一番有力な業者を探すのが良いと思います。

基本夫婦で話を聞くことになるし、説明時間も少なくとも2時間なので、何件も話を聞くのは大変ですからね(汗)

そして探した

「ネットの評判も良く値段も安い」

という業者に連絡を入れて話を聞いてそこで決定となりました。

実際に比較した結果、最初に見積りを取った業者から1割~2割安く設置することができ投資回収予定も10年→8~9年となったので見積りを取って決めて良かったと思います。(最初の業者さんごめんなさい!)

蓄電池に関しても一社目で知識をインプットした上で2社目で決定したので、相場や条件を知るためにも2社以上での見積りや相談することをおすすめします。

【住宅用太陽光発電】ソーラーパートナーズ



 

太陽光の固定買取制度はどうなる?2019年問題って?

2019年問題という言葉を最近ネットで見たという人が結構いるのではないかなと思います。

パッと見の記事タイトルだと「太陽光の買い取りが終わっちゃうの?」と思いたくなるようなタイトルがつけられている記事が多いのですが、そんな極端なことでは無いので安心してください。

自分も会社の人から

「太陽光の買い取り終わっちゃうってニュースあったけど大丈夫?(ざま~見ろw)」

って感じで聞かれて少し焦りましたが、調べてみると

10年固定の買い取り制度がスタートしたのが2009年からなので、最初に申し込んだ人の買い取り保証期間が終わって10年以降は新しい金額になる

ということです。

新しく設定される買い取り金額は確実に安くなることは現在の新しく契約する人の金額を見ても明らかで、現在の基準よりも安く設定される可能性が高いと言われていて、噂では10円円以下になるかもという話をよく目にします。

太陽光を普及させるために当初は高かった導入費用を相殺するために、複数の補助金や当初の高い買い取り金額というものがあったので、10年の期間が終わって投資分は回収し終わったとみなされて安くなるのはしょうがないことではあると思います。

残念な気持ちはありますが、そこは割りきって考えないとですね。

設置コストも下がったから今導入でもペイできる可能性十分あり

どんどん安くなる太陽光発電の買い取り価格をみると、今からいれても効果無いんじゃないの?と思う人は多いと思います。

確かに当初の「アクシデントがなければほぼ安定して稼げる」という時期と比べると不利にはなっていると思いますが、まだ導入価値はありますというのが、この前聞いた蓄電池業者さんの言葉としてありました。

屋根の向きや大きさ、何KWのパネルにするか、エコキュートや電気料金プラン等、地域といった様々な要因でペイできるか、何年で回収できるのか等が変わってくると思うので、そこら辺は実際に業者さんに詳しいシミュレーションをしてもらって確認するのが良いと思います。

業者さんも条件が悪い人にはすすめないと言っていたので、自分の家に導入したら有効なのか、もしくは入れない方が良いのかを知っておくというのは、太陽光を導入する・しないに関わらず聞いておく価値ありだと思います。



まとめ

年々上がってる電気料金、原発の廃炉作業のために増える負担、といった感じで電気料金については不安になることありますよね。

日中に太陽光、蓄電池導入どうですか?と営業の人が来ることがよくあって、断るのもめんどくさい!って感じで良く思ってない人も多いと思います。

訪問営業のすべてが悪いってことはないと思いますが、ネットの口コミ等を調べて自分が良さそうかなと思ったところに見積りとシミュレーションをしてもらって何がどう変わるかというシミュレーションをしてもらうのは有りだと思うので試しに聞いてみるのはいかがでしょうか?

うちは6年前に太陽光、先月に蓄電池を導入しましたが、太陽光の発電買い取り保証期間の間は今まで通り昼間は余剰電気を売って稼いでもらって、買い取り保証期間が終わってからは自家発電で大部分が自給自足となる予定ということでオール電化フル装備の家って感じとなっています。

実際に太陽光を積んでみて6年ですが家計を圧迫するということは無く、太陽光・蓄電池のローンは電気代が安くなったり、売電収入によってかなりの部分が相殺されるので家計が心配って場合でも入れてみると全然気にならなかったという家が多いと思います。(うちもそうです)

年金不安もありますが、増える電気料金についてもできる対策は早めにしておきたいってことで、太陽光と蓄電池で節約する仕組みについて書いてみました。

最後まで読んでいただきありがとうございました☆

ではまた(^-^)/

【住宅用太陽光発電】ソーラーパートナーズ



 

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